2008.05.23 Friday
コンセプトの匠
代表の真鍋です。
ずっと気になっていたファンタのふるふるシェイカー。
今日見つけたので即買いしました。
じっくりラベルを眺めながら「う〜ん、うまい」
商品を飲む前にその戦略に思わず「うまい」の声が出ちゃいました。
ゼリー状の缶飲料商品はすでにあります。
当然それらの商品も振ってから飲むのですが、振ることよりもゼリー状であることを売りにしてます。
この商品もそれらの進化型の炭酸が入ったゼリー飲料ということで、炭酸ゼリーにフォーカスを当ててしまいがちです。ましてや認知度の高い「ファンタ」ですから「ファンタゼリー」なんてネーミングにしたいところです。
しかし、あえて「炭酸=振っちゃダメ」の概念を利用して、一歩進んで振ることにフォーカスを当てています。
消費者は「炭酸を振る」という禁断の行為を楽しみ、その後でゼリー状の炭酸に驚くわけです。
つまり2回感動を味わえるのです。
これが振ることを強調していなければ、後者の一回のみの感動で終わることでしょう。
う〜ん、さすがコーラさん。
今日の格言
デデンッ
「商品を活かすも殺すもコンセプト次第!!」
勉強になります。
他業種の商品にも学びはゴロゴロ転がってますね。